秋の味覚のBBQと料理会

2009/11/16

朝から築地で牡蠣とサンマを中心にまとめ買い、その他思い思いの物を買ったり持ってきたりして始まったBBQとお料理の会。
メンバーがこのとき(その1その2)の人たちなわけだから、当然普通じゃ終わらない…。

さて、今回は牡蠣とサンマをたくさん食べる、ってことで朝に築地集合です。実は築地市場に来るのは初めて。移転問題とかで騒ぎになっていますが、実際どんなもんなのかなーと興味津々。

入り口には氷屋さん。ちょうど巨大な氷を回転鋸で切っているところでした。
氷屋さん
看板の「ドラ」の意味は謎。

写真の真ん中当たりを拡大。
氷切ってる

1935年開場というだけあって、手狭なのか通路はすでに一部物置化。
通路

そこかしこをターレが爆走中。
ターレ
正式にはターレット・トラックらしい。市場内だけでなく、周辺の道路も走り回ってます。エンジン式は音がするから分かるのですが、最近増えている電動式は背後から来た場合気付きにくいです。
ぼけーっとしてると轢かれるのでご注意を。

まぐろ、でっかい…。しかも豪快に斧で加工してます。
まぐろ加工中

近くには頭がうち捨ててありました。そんなものの一つを指さして、「コレください。」
マグロの頭

そして、本日のメインの一つである牡蠣。
牡蠣
一個あたりの値段が書いてはありますが、結局箱買い。他にもいくつかの種類の牡蠣を買って、さらにサンマも30匹ほど買ってBBQ場へ。


実は築地市場ではいくつかのグループで別行動しており、それぞれが気になった物を適当に買ってきました。
そして集めてみたら、こんな状態。
戦利品

築地市場で松茸売ってるとは知らんかった。
(注:築地市場は水産部が多いですが、ちゃんと青果部もあります。)
松茸

帆立。バター焼きとかうまいよね。
帆立

牡蠣。少人数じゃ箱買いしつつ食べ比べなんてできない。
牡蠣

伊勢海老。まだ生きてた。
伊勢海老

つぶらな瞳のエイリアン。
伊勢海老正面

マグロの頭。前回BBQセットじゃ焼けないことを学習したので、とりあえず後回し。
マグロの頭


牡蠣はさっき買ってきた牡蠣ナイフ(多分銃刀法違反じゃない)で開け始めます。
牡蠣ナイフ
これがけっこう難しい。刃を入れるところの見極めとか、角度とかが慣れないと分からない。
最初はガリガリがんばっているから、結局開けたときに貝殻の粉が入ってしまう…

これは比較的きれいに開けられた例。
牡蠣開いた
生でも食べてみましたが、しょっぱい!!
ペットボトルに水を入れてきて、ちょっと水で流してから食べたら調味料なしでもいい塩梅でした。

生食に抵抗ある人もいますし、いろいろやってみたいのでまずは焼きます。
牡蠣焼いた
これはこれでおいしい。

そして、なぜかチーズが出てきてピザ風味。
牡蠣ピザ

となりには鮑が!と思ったら、とこぶしだそうです。
トコブシ残酷焼

こちらでは帆立と秋刀魚。
帆立と秋刀魚


そのころ向こうのテーブルに人だかりが…
人だかり

マグロの中落ち部分にみんな群がっていました。
マグロの中落ち
実は、中落ちをこそげ落とす作業をしているところに「それくれ!」って頼んで破格で譲ってもらってきていたのでした。これをBBQ場まで持ってきた人は、とても目立ってました…。

だんだん妙な物が出て来つつあるわけですが、こちらは唐突にたこ登場。たこの足ってこんなに太いものだったっけ?
たこの足

しかも長い。これ、本体と残り7本の足があったらいったいどれだけ大きかったんでしょう?
たこの足2

豬血糕(zhūxiěgaōかな?)。豚の血と餅米を蒸したものだそうです。
豬血糕

食べ方は加熱さえすれば何でもいいみたいですが、今回はBBQですから焼き。
豬血糕を焼いた
やたらスパイシーでしたが、この商品の味付けがスパイシーなだけで、豬血糕が一般的にスパイシーというわけではないそうです。

他にもソーセージみたいなバージョンもありました。
臘腸(広東ソーセージ)だそうです。情報ありがとうございます。
ソーセージ?

マグロの頭からひっぺがえしたのか、これだけ買ってきたのか、カマ焼き。
マグロのカマ焼き
焼けるそばからみんな割り箸で熱さに耐えて取り合い(笑)

厚木シロコロ・ホルモン。普通のホルモン焼きより油の味がしっかりしました。タレとかが良ければ、普通のよりこっちのほうがいいかも。
シロコロ

なんかよく分からない焼いたの。
コレ何だ?

白魚。しかも大量。
これだけあったらどんだけ酒を飲めということなのだろう…
白魚

しかし白魚、けっこうひょうきんな顔してます。
白魚の顔


とまあそんなところでBBQは切り上げ、近くの調理設備があるところへ移動。
ひたすら秋刀魚をさばきます。ここで三枚おろしの方法を教えてもらい、実践練習を経て習得。

ただし、まだまだへたくそなので身が残っててもったいない…。
大量の三枚おろし

刺身も良かったんですが、身がいまいちきれいじゃなかったためなめろうにしました。
さんまのなめろう

同時進行で牡蠣飯もできあがり、これもまた取り合いに。
牡蠣飯

何の脈絡もなくなぜかあったうずら。丸焼きになって出てきました。
うずらの丸焼き


と、その他の料理も一段落したところでマグロの頭。とりあえず買ったはいいものの、みんなどうして良いか分からず困っていたところにチャレンジャー登場。
半分まで進んだ
しかし途中で一時休戦。

チャレンジャーは仲間を呼んだ!
再挑戦

チャレンジャーたちは強引に力押しに出た!
力押し

で、ごり押しで勝利。
割れた

真っ二つ。
真っ二つ

と、マグロの頭もある程度小さくされて焼かれてみんなのお腹に。


そんな辺りで私は翌日の用事もあったので中座。実はこのときとん汁缶を置き忘れて味見し損ねたのでした。

今回の収穫
・牡蠣ナイフの使い方:あぶなっかしいレベル
・秋刀魚の三枚おろし:残った身がもったいないレベル
・なめろう作り:たまに細かくしすぎちゃう入門レベル
・築地市場内探索:とりあえずターレに轢かれないレベル

コメント

生の状態でやったことないからアレですけど、松島の牡蠣小屋に行くと牡蠣ナイフの使い方はかなりうまくなりますよ

それにしてもうまそうなもんばっかりだなぁ…確かにどんだけ日本酒が欲しいんだってレベルですw

2009/11/16 GON

>>GONさん
かき小屋って店ですか?全然知りませんでした。

でもまあ、正直魚介類に関しては仙台で買った方が安くておいしいと思います(北海道はもっといいみたいだけど)。
東京に来てオイスターバーとかの値段見て、アホらしくて食べる気が失せましたもん。

2009/11/16 妖

オレ呼べよ(元魚屋←ホント)

2009/11/17 いたち

ソーセージみたいなバージョンは豚血ではなく、臘腸(広東ソーセージ)です。確かに似てますね。

2009/11/17 伍佰

生牡蠣はラフロイグ10年というソースをかけるとおいしいと覚えた2009年の秋。

2009/11/17 ぎょ

>>いたちさん
元魚屋は知ってますよ。でも、きっといたちさんの前でつたない包丁さばきを見せたら刃の方で殴られそうだったので…

>>伍佰さん
あ、そういえばそういう説明をしてもらったような記憶がそこはかとなく…。訂正しておきました。ありがとうございます。

>>ぎょ氏
そーいやラフロイグの小瓶があったよ。かけて食べたような気もします。
実はこのBBQやってから1ヶ月経ってるもんで、細かいこと忘れてて…。

2009/11/17 妖

>妖さん
牡蠣小屋、知りませんか?
http://blog.goo.ne.jp/musub...

…私というか、3×4さんの仕事っぽいブログですがw
要は、鉄板にスコップでばらまいた牡蠣を蓋して焼いて、それを軍手とナイフ片手に食べ放題
60分で3000円だったかなぁ
酒とか、レモンとかは別途

お腹に自信があったら行くべきです、豪快の一言w

2009/11/17 GON

>>GONさん
いえ、検索してみるまで知りませんでした。
でも、正直そんなに大量にはいらないかな…。レモン別途ってあたりが泣かせる(笑)

実は最近、あんまり量を食べなくなってきたんですよ。大食いのつもりがないのに比較的大食いだったようですが、エコブームのためか燃費が良くなってきたみたいです。

2009/11/18 妖

わたし牡蠣あけるのも秋刀魚を3枚におろすのも得意なので、
行けてたら役に立てたかもww
いいなーいきたかった!

2009/11/20 まるこ

>>まるこさん
それだと「本日のアイドル」の称号は確実だったと思う。場合によっては「師匠」の称号がなめろう師匠と取り合いになってたんじゃないかなw

2009/11/20 妖

ちなみにホタテも得意ですwwww
貝類好きなので執念ですwww

2009/11/23 まるこ

>>まるこさん
流石だな貝類大好きっこ!
そういえば、ホタテはいつの間にかきれいに焼かれていた。ホタテ開けスキルの高い人が紛れ込んでいた模様。

2009/11/23 妖


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