2009/11/30
鍋割山(なべわりやま)。丹沢にある山の名前です。最寄り駅は小田急小田原線渋沢駅。
そんな山の頂にある小屋が鍋割山荘。そこの名物(?)が鍋焼きうどんだったりします。
時期もちょうど紅葉が狙える季節。ということで、鍋焼きうどん食べがてら紅葉狩り登山に行ってきました。
鍋割山ってこの辺です!
…つっても分かりにくいか。
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鍋割山、標高は約1,272.5mとけっこうあり、しっかり山です。スタート地点の県民の森がだいたい400mくらいの高度だったので、歩きで900mほど登ります。高低差900mというと気温差にして5℃くらいありますから、登るにつれて秋から冬の景色に変わっていく様を観察できました。
スタートあたりの高度だと、またまだ緑の葉もあります。
でも、少し登れば紅葉から終わりかけへ一気に進みます。
途中までは林道だったのですが、ここら辺からは山道。
最後の人が薪を持っているが写っていますが、これは別に山頂でキャンプファイアーやろうというわけではありません。(ちなみに後ろから3番目の人も左手に持ってます。)
林道が終わるということは、ここから先の輸送手段は車が使えないということ。ですから、あとは基本的に人力で必要な物資を山小屋まで運ばないとどうしようもないんです。それをボッカ(歩荷)と言うのですが、鍋割山荘のご主人がけっこう有名な方らしく、過去に何度も100kgオーバーを運んでおられる…。
で、何十キロとかは無理にせよ山荘を利用する人たちは、ちょっとずつ荷物運びを手伝っているわけです。通常はペットボトルに入れた水(当たり前ですが山小屋に水道はありません)のようですが、今の時期は冬の暖房のための薪だそうです。
こんな風に1~2本をまとめてくれているので、これを持って登ります。
まあ、別にそんなムチャクチャ重いわけじゃない。でも、道がここまで急だとは…
ちょっと予想外ではありましたが、こうなったらしょうがない。途中で屋久島で見たとのと同じような杉の子供を見つけたりしながら黙々と登ります。
で、薪を持ちつつ2時間くらい歩いたところでやっと山頂の鍋割山荘へ到着。思っていたより大きい山小屋でした。
この周辺になると、あたりは木の葉も落ちきって冬模様。しかも、残念ながら眺望は無し。
ちょっと晴れてもこんな感じ。
ま、山の天気なんてそんなもんだからしゃーないやね。ということで、目的のもう一つだった鍋焼きうどん。
土鍋です。
ホカホカです。
具だくさんです。
物資が限定される山小屋で、まさかここまでしっかりしたものが出るとは。さすがはGoogleで「鍋割山」と検索すると他のキーワード提案で「鍋割山 鍋焼きうどん」と出てくるだけあります。これ、下手に都市部のお店で食べるより美味しいです(ここに来るまでには必ず運動もしているし…)。ちなみに980円也。
うどんで体を温めて、一息ついてから下山。
だいたいスタート9時、山頂12時、山頂発13時、下山17時という行程でした。
あまり簡単に食べに行けるところではありませんが、これはオススメ(笑)
美味しい物はそう簡単には食べられないんですね…
おまけ:遠景
>>りすたさん
こんな調子でぷらぷらしているせいか、いろんな方がそれぞれの分野の情報を持ってきてくださるのです。今回の山であれば、山歩きの会の方が誘ってくださいまして便乗。
でも、実は想定以上の高負荷だったためめちゃめちゃ足痛くなった(笑)
そろそろ平地も紅葉は終わりですかねぇ。
2009/11/30 妖
意外なところに鍋焼きうどんが!
お値段はお手ごろなのが意外です。
紅葉のなかの登山、素敵です~~^^
2009/12/01 うにこ
>>うにこ殿
コレ、山の名前にかけた駄洒落だったと思うんですが、かなり本気の料理でびびりました…
2009/12/01 妖
いつもなんだか楽しそうな遊びをしてますね。
情報をどこから仕入れてくるんでしょう。
紅葉きれいだー。
2009/11/30 りすた