本館と別館があるのですが、その片方は中村不折という洋画家かつ書家の旧宅。彼が収集したコレクションが展示されています。
そしてその向かい側にあるのが正岡子規の住んでいた子規庵。
誰かの家の住居表示かというような看板ですが、東京都文化史蹟。
看板がなかったらちょっと古くからある民家としか見えないような…。
しかし根岸、子規庵は文化財だから保護していて見た目が古いのはあるんですが、古い建物はここだけじゃなかった。
おでん屋（？）おせん。
喫茶店。カヤバコーヒー。
中は和室で…というわけではなく、普通に喫茶店でした。
和菓子屋。
岡埜栄泉で「おかのえいせん」と読むそうで。
酒屋。看板はキッコーマンの看板しかないけど。
しかし見た目が妙にきれいだが…と近付いてみると、
キリンビールしか置いてねぇし。黄色いカゴ、赤いカゴ、一種類のビール、冷蔵庫の上の白い箱と、まあまさに「ショーウィンドウ」。
さらに行くと、バウハウス…じゃなくってバスハウス。元銭湯を改造して作られたギャラリー。
入り口だって銭湯時代のまま。
でも、煙突はやたらと年季が入っています。
鶯谷駅を降りたとき、ある意味イメージ通りの鶯谷駅だったんですが、ちょっと歩くとこんなになっているとは…。古民家風居酒屋なんてのが最近けっこうありますが、そんなのどこ吹く風でガチの古い建物が残っていました。
未だにこんなのがごろごろ残っているとはすごいです…。そして、案内人様、ありがとうございました。
谷中ってこういう感じがあるんだぁ…上野で仕事しているうちに鶯谷から歩いてみるんだったなぁ
2010/10/18 gon