で、まずはマッコリ。普通のマッコリじゃなくて、柚子マッコリでした。
見た目は変わらないんですが、味は柚子カルピスみたいな…。もともとマッコリは甘みがあって飲みやすいですが、これはほとんどジュースでした。調子に乗って飲みまくると危険かもしれません。
んで、最初に出てきた狗肉。犬です。部位はよく分かりません。
一緒に出てきた辛いタレをつけて食べます。
辛めのタレのせいであまり気にはなりませんが、なんかクセがあります。これは特に脂身が多いので、なおさら臭いが強いのかもしれません。
と、そんなのを食べていたところで鍋も登場。
ただの白いスープにしか見えませんが、一応これもダシに犬が使われているそうです。
そこに下茹でされていると思われる肉と、野菜を投入。
これまた辛いスープを入れてしばらくぐつぐつ。
どこまで煮れば良いのかよく分かりませんが、とりあえず食べてみる。
よく分からん。確かに臭みは感じますが、そもそも辛いし、いろんなハーブが効いていて消されています。
思っていたほどすごい臭いがするような代物ではありませんでしたが、そこまでうまいわけでも…。
むしろ臭いより脂が強いです。鍋の方の肉はそれほど脂身があるように見えなかったのですが、それでもけっこう脂っぽくて、そっちのほうが先に飽きてきてしまいました。
この後もみんなでちょこちょこ食べてはいたのですが、正直あまり箸は進んでいませんでした。
もっとも、狗肉料理の他に出ていたのが…
スンデ（순대）：豚の血液と餅米をメインとした腸詰め。
温かいうちは普通に食べられる。
鶏の頭。
当たり前だが普通に鳥肉だった。
そして蚕とか…。
一個一個がでかい。
まずい！ってわけじゃないんだけど、箸が進まない。5-6個食べてみたんだけど、何がまずいのかうまく言えない。もしかしたらわずかな臭いとか、そういう部分なのかもしれない。
まあ、こんなののオンパレードじゃなかなかもりもり食べるってわけにはいかないか…。
羊も犬もどっちもそれなりに臭いのある肉ですが、とりあえず犬肉は脂っぽかったです。美味しいとしても肉の味そのものというよりは、味付けによるものなんじゃないかなぁ。メチャクチャまずいわけではないので、飼育の容易さを考えれば過去歴史の中で食用にされてきたこともまあ納得はいきます。
一度は食べてみよう、と思っていましたが、正直言って一度食べれば十分という感想でした。注文したからにはってことでけっこうがんばって食べましたが、それでも残ってたなぁ。
いわゆる食肉とされるような家畜類は、品種改良が進んでいるだけあっておいしいんだなぁということを新年早々再確認してきた夜。ちなみに（犬とか蚕以外を）食べ足りなかったメンバーはこの後ジンギスカンの店で二次会だったようです。
犬は何度かいただきましたが、特に積極的に食べたい味ではないですね。
ただ‥翌日の化粧のノリが違うんです！
叶姉妹が食べていそう。
2010/01/07 伍佰