2009/12/08
紅葉をライトアップしていることでも有名な海光山慈照院長谷寺。日没前後に行ったため、ちょっとだけライトアップも見られました。
山の斜面に作られているため、庭をえっちらおっちら登っていくと、見晴台なんかもありました。
山門
半分だけ金色の謎の物体が見えているのですが、これは入り口からバルーンを本堂の高さまで上げることで長谷寺の空間構成を何とかかんとかな芸術(?)だったらしいです。とりあえず上がってなかったので、そのままスルーしてきてしまいました。
入ると正面に見える庭
本堂(観音堂)へ向かう石段から
人が写らないように撮っていますが、実際はだいぶ混んでいました。
観音堂
この中に御本尊の十一面観世音菩薩があるのですが、これが10m近くもありなかなかの迫力。薄暗い中に金色が浮かび上がってすごい存在感でした。
経蔵(輪蔵)
変わった外観の建物だなぁと思ったら、経蔵でした。真ん中に大きな書架があってそれが回転するようになっているのですが、これを輪蔵(りんぞう)と呼ぶそうです。中には大蔵経が収められていて、書架を一回転させると全部読誦したことになるという省エネ仕様。ただし、文化財保護のため毎月18日以外は固定されていて回せません。
で、この経蔵の裏から登っていける眺望散策路の頂上からは由比ヶ浜が一望できます。
ちょうどこのころ日没も近づき、散策路を降りてくるとライトアップが始まっていました。
まさか経蔵の派手な外観はこのため!?
ライトアップされると、赤色がさらに映えます。
まだだいぶ明るかったのですが、もっと日が沈んで暗くなるとこれはきっとすごい景色になりそう。確かに混むのも分かる。
ちなみにこの長谷寺の宝物館には、観音三十三応現身という観音菩薩の三十三の姿をずらっと並べてあります。けっこう壮観。その他古銭コレクション(鎌倉大仏の材料として集められたものの一部?)なんかもありました。
そんな紅葉狩りの一日。
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