2009/10/04
さて、前回に続いて、こんどは本編の餃子。
皮から作ったり、ダシを取り始めたり、既製品を使ったり。
いろいろあったのですが、とりあえず何で参加者の皆さんがそんなにいろんなレシピを知っているかが一番謎でした…。
まず、餃子だから皮が無ければ話にならん!
ということで、皮作りです。
2人とも餃子の皮を作っていることは確かなのですが、どうやら「卵入れる派」と「卵なんて入れたっけ?派」に分かれているようです。食べ比べをしたのかは不明なんですが、結局どうなったんでしょうか?
ちょっと弾力が出てきたので、丸めます。
この後30分程度置いておきます。
その後延ばします。
まな板1枚ではスペースが足りなくなってしまったので、2枚ドッキング。でも、隙間に生地が入ってしまって苦労してました。
他のところをちょこちょこ回って、生地チームに戻ってきたところ、今度は小さい丸を作ってそれを広げていました。
さっき広げてたのはどうなったんだろう?ってのはともかく、これを右上に写っているように延ばして、餃子の皮のできあがり。
皮作りを待つ間、一番乗りで出来上がったのは家で具を作ってきてくれて、市販の皮を使ってささっと作ってくれたこの一品。
ラムレーズンカボチャ。
具の色が透けてちょっと黄色です。
これを揚げ餃子に。
中身ほくほく。
いきなりデザート?と思いきや、そこまで甘さも強くなく、けっこう美味しかったです。みんなでこれをつまみ食いしながら他の餃子も作っていきます。
具の方も、マトンが多かったのでクミンをすり下ろしていたり、
赤こんにゃくで何か具っぽいものを作っていたり、
トマト他野菜のベジタリアン用ができていたりしていました。
赤こんにゃくとトマトが具になっている餃子は結局食べてないような気がするのですが、どんなもんだったんでしょう?
ラムレーズンカボチャの次にできてきたのが、台湾の屋台で買ってきたという餃子。
確かに餃子なのですが、どことなく小籠包を彷彿とさせるような感じ。とてもおいしかったですが、ちょっと買いに行こう!という場所でないのが残念…。
こちらは本土中国の海老餃子(?)
皮が厚めでもちもち、中身はプリッとした歯ごたえで対比がおいしい。さすが本場。
これは、家である程度下ごしらえして持ってきてくれたモモのアレンジ版。ネパールの餃子だそうです。
本来は蒸し餃子なところを、時間短縮のために焼き餃子に。
かなり生姜とスパイスが効いていて、ご飯もすすみますがむしろ酒のツマミになるか?
こちらはおもむろにヨーグルトを何かしています。
餃子に入れるのかと思ったら、ソースとしてかけるとのこと。
出来上がってきたのは見た目もきれいなマントゥでした。トルコの餃子だそうです。
トルコ風ラビオリと紹介されたりすることもあるようですが、食感は水餃子でした。ちなみにマントゥは「饅頭」という中国語からシルクロード経由で伝わっていったみたいです。
一番時間のかかっていたのがこちらの水餃子。
何がすごいって、鍋に湯を沸かし、鶏ガラスープを作るところから始まった!(本当は圧力鍋を使おうとしたのだが、事情により使えなかったため時間がかかっただけですが。)
食べる場合は若鶏のほうが美味しいようですが、スープをとるには年老いた鶏の方が良いそうです。といっても、若鶏は生後3ヶ月以内、年老いた鶏でも1年ちょっとなんですけどね…。
だいぶ煮立ってきた。
ここらでネギ投入。
この後しばらく動きが無かったのですが、終了間際になって出てきました。
スープはちょっとしょっぱいかな?と思ったのですが、餃子の方はそのしょっぱめのスープが程よくしみこんでいて、実においしかったです。
あっという間に無くなってしまいました。
ちゃんとご飯も炊いていたので、みんな茶碗でご飯を食べながら餃子パーティー。途中でなぜか卵かけご飯とおかずでどっかの食卓状態になっていたり、包んだ皮を調理せずにしばらく置いておいたら全部くっついて大変なことになったり、みんなマトンばっかりですごい臭いだったりいろいろありましたが、おいしくおなか一杯になりました。
今回はアジア系のものが多かったけど、ラビオリだって餃子みたいなもんだし、餃子って世界中にあるんですねぇ。
>>urdcatさん
ありがとうございます。本文をちょっと書き直しておきました。
それでしばらく餃子の生地を持っておろおろしていたわけですね。
包丁はあれでも一応手入れしている形跡はありましたが、おいらの十徳ナイフの方が切れました(笑)
2009/10/07 妖
モモは皮を仕込んで持っていったら
全部くっついちゃってて打ち直しました。
ほかの材料は、下ごしらえとしては、
ラム肉をひき肉にしただけで、
その場で刻みまくりました。
包丁が切れにくくて辛かったです(^^;
モモは本来蒸し餃子なのですけど、
時間掛かるので焼き餃子・・・。
カレー風味に近いのが多いみたいですね。
なのであれは「モモのアレンジ版」です(^^;
2009/10/06 urdcat=吉村ことり