2009/10/03
このブログにもちょこちょこ書いている珍しい物を食べる会。
どっかに食べに行くんじゃなくて、自分たちで買ってきて作ってしまえ!という方向の時もあります。
今回は世界にいろいろある餃子をみんなで作って食べようという企画。私は日本の餃子しか知らないので、食べるのと後片付け役で参加しました。
餃子がメインではあったものの、その他の料理もあったのでまずはそちらをご紹介。
ただし、虫料理とか見る人によっては気分を害する写真もありますので、閲覧にはご注意ください。
例によって(?)また唐辛子がいろいろ…
いつもならこれを誰かが食べさせられて悶絶して…というパターンなのですが、今回はちょっと違いました。(ちなみに、唐辛子だけでなくハーブ、オクラ、エアルームトマトも写っています。)
餃子にはもちろん皮や具が必要なわけですが、食べるときはタレの他にラー油が必要。
そんなわけで、ラー油そのものをこの唐辛子の山から作っていました。
刻んで鍋で炒めてます。
すでにこの時点で、コンロ周辺はそこはかとなく毒霧発生というか光化学スモッグ発生というか、バイオハザードな危険地帯に。近寄ると目が痛くなったり、くしゃみが出たりします(笑)
他にもいくつか唐辛子を入れて、加熱したごま油を注ぎます。
何か微妙に間違っていたのか、ものすごい勢いで沸騰します。
冷めるまで待ちます。
ちなみにごま油だけでも1,000円かかっていて、原価としてはメチャクチャ高級なラー油らしいです…。
ちなみに最初の唐辛子は、全部ラー油だけに使ったわけではなく、大きめのものはこんな風に調理されていました。
ピーマン肉詰めのようなもの
パプリカ肉詰めのようなもの
こっちの方がピーマンっぽいかな?
中身の肉も、マトンだったっぽいです。テーブルに上には八角(はっかく)という香辛料もありました。
肉料理に使う香辛料だそうですが、実際使ったのかな?
先ほどのピーマン肉詰めのようなものは、フライパンで焼きます。
何だか美味しそうに見えてしまうんですが…。
できあがり。
うーん。見た目は良い。でも、ピーマンやパプリカでなく、これ唐辛子なんですよね。
そのままでは大きいので切り分けて食べたのですが、意外においしかった。確かに辛いのですが、ムチャクチャ辛いというものではなかったのでちょうど良いアクセントになりました。
ただ、一部「当たり」が入っていたようで、ヒーヒー言っていた人もいましたが…。
ラー油や唐辛子肉詰めが作られている一方、何かすごい色のものを切っている人が。
何かのレバーでも切ったように見えますが、これは隣の袋に糧ある通り、赤こんにゃくというこんにゃく。こんにゃくは通常白から灰色ですが、滋賀県の近江八幡周辺は赤いんだそうです。
ちなみに味は至って普通のこんにゃくです。
(切って塩をかけた)赤こんにゃくと、パクチーたっぷりのサラダができました。ここだけ見ると、とてもヘルシー。
ヘルシーつながりでモロヘイヤも。多分その日に畑から採ってきたやつ。
ちゃんとねばねばします。
これは作ったわけではないのですが、お土産として持ってきてくれた「しょうゆ豆」。甘くない黒豆みたいな感じですが、香川特産品。
なお、Wikipediaにも書いてありますが、香川には「しょうゆ豆」という名前の警察犬がいるそうです。そのネーミングはどうかと思うわけですが、その辺の話がこちらのブログにいろいろ書いてありました。
さて、そろそろ危険物登場。ある参加者が家で作って持ってきてくれた炊き込みご飯。
よく見えると何か形が変なことに気付くかもしれませんが、茶碗によそってアップで撮ったのがこれ。
蜂です。しかもご丁寧に幼虫、蛹、成虫と全部入っています。一度佃煮にしたものをご飯に入れているため、全体的にほんのり甘かったです。味は普通に佃煮のタレの甘さ。濃すぎず薄すぎずちょうど良かったです。
小さい頃イナゴの佃煮なんかも食べていたので、あの味を思い出しました。
こちらはメキシコサラマンダーの素揚げ丼。要するにサンショウウオ丼(と、言っておこう…)。
試食希望者が多かったので切り分けてちょっとずつ食べましたが、白身の淡泊な味。でも、無味ではなくて何か味はしました。かなり乱暴な料理だったのですが、ちゃんと味付けなどすれば、けっこうおいしそう。
ただ、これは食材にコスト面や心理的な問題があって流行はしないでしょうけどね…。
この間も周囲では皮をひたすら作る人、ひたすら包む人、水餃子のためのダシ取りから始める人などががんばっていました。
それらの様子は次の記事で。
おまけ
誰かジョロキア(世界一クラスに辛い唐辛子)のしっぽ食べたっぽい。無事だったのだろうか…。
「ある参加者」です。
ジョロキアちょっとかじりました。
結構からかったですけどまあ平気。
ハバネロは甘くて結構美味しかったですよ?
でも種を間違って齧ったら猛烈に来たので、
種まで食べたら死ねると思います。
2009/10/04 urdcat=吉村ことり
ハチの子の躍り食いは、いかが?
栄養満点です。
京都の伏見稲荷大社。スズメの丸焼きは?
最近スズメが減って商売の維持が難しいそうです。
2009/10/04 KYOはちみつ屋番頭
>>まりにゃん
成虫の一歩手前までだったんですね。
蜂の子を食べるという話は知っていたのですが、実際に食べたのは今回が初めてでした。
てっきり生で食べたりするものかと思っていたら、佃煮の他バター炒めなどけっこう調理するものなんですね。
>>urdcatさん
私は辛いのが苦手なので、ハバネロでも十分危険です…。
今後間違って唐辛子を食べることがあった場合は、種を囓らないように気をつけます。
>>お二人
27年物のマタタビ酒、とってもおいしかったです。ごちそうさまでした。
>>番頭さん
今回は佃煮ですので、踊り食いではないです。まりにゃんの紹介してくださったサイトによると、幼虫や蛹は生でも食べるみたいですね。
新宿の闇鍋が出る店は、入荷していれば雀が食べられるとのことでしたが、私が行ったときはダメでした。焼鳥屋なんかでは意外に食べられるみたいですが、今のところ未体験です。最近減っちゃってるんですか。
2009/10/04 妖
「ある参加者」のパートナーです。
あれは「へぼの子」って言って、所謂クロスズメバチの幼虫~亜成虫です。
http://www.ne.jp/asahi/medi...
ここを参照。
一般的には佃煮にした状態で缶詰とか瓶詰めで売られてます。
岐阜とか長野あたりでよく食べられてます。
東京だと有楽町交通会館の長野の観光案内所とか、大丸ピーコックとかで売られてます。
今回持ってったへぼ飯も、大丸ピーコックで買った缶詰を使ってます。
ちなみに1缶1050円で御座います。結構高い。
2009/10/04 まりにゃん