2009/09/27
中村健佐というストリートでやっているサックスプレイヤーのコンサートに行ってきました。
ストリートがメインなのですが、たまにちゃんとした(?)場所でのコンサートが開催される人で、今回は浜離宮朝日ホール。
世を忍ぶ仮の姿ってのは、別にデーモン小暮閣下の曲をやったとかそういうわけではなく、本人のMC中の発言から。
「コンサートでしか中村健佐の姿を見たこと無い人は誤解していることもあって、コンサート会場にいるのは世を忍ぶ仮の姿、本当の姿はストリートです」だそうな。
浜離宮朝日ホール
初めて行きましたが、「朝日新聞の建物を突っ切って行く」というのは私の前に歩いている人たちがいなかったらしばらく分からなかっただろうな…。
ホールはこんな感じ。
やっぱりついつい機材が気になってしまいます。
だいたい400人強くらい入ってましたかねえ。ストリートで聞くなら当然無料ですが、そこで手売りしてきたCDの販売累計枚数が5万枚オーバー。コンサートをやればちゃんと400人も集客できるってのはすごいです。
演奏中は曲ごとに照明も切り替わって、それぞれの曲調に合わせた演出がされていました。ホールの壁も光の反射を考えてあるみたいで、ちゃんと模様が出てくるようになっていました。照明の色が変わっている様子は、公式サイトのレポートを見ればちょっと分かります。
今回はちょうど4枚目のアルバム発売のタイミングでもあったので、アルバムからの曲が多かったです。ピアノはもちろん生演奏ですが、その他の伴奏は打ち込みを流します。この打ち込みの伴奏の音が少し大きすぎてピアノの生演奏が聞こえにくかった気もしますが…。
曲によってはアコースティックで、サックスとピアノのみ。アルバムにもアコースティックバージョンで入っていますが、秋桜(さだまさしのカバー)がやっぱり一番気に入りました。
ちなみにこの中村健佐氏、ストリートでは曲名くらいしかしゃべりません(周囲のうるさい場所でトークショーされても聞こえませんから当然ですが)。しかし、コンサートの際のMCが実におもしろいんですよ。今までコンサートはまだ2回しか行ったことありませんが、ピアノの田口真理子氏をとりあえずいじる(で、多分後でぶっ飛ばされてる)。コンサートホールが世を忍ぶ仮の姿ですとか言い出す、などなど。
今回も笑いの多いMCでした。
次回東京でのコンサートはクリスマスディナーコンサート。去年まで使っていた虎ノ門パストラルが無くなってしまったので、今年は別会場。今度はどんなふうになるんでしょうか。
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