太神楽

2009/09/16

急遽都合が悪くなって行けなくなった!という人の代理で、落語にまたもや行ってきました。
前回が初体験だったわけですが、落語ってのはてっきり噺だけかと思いきや、今回は太神楽(だいかぐら)もありました。

演目はこんな感じ。
演目
最初の林家ひろ木ってのは、笑点に出ていた林家木久蔵(現在は林家木久扇)の6番弟子だそうで、自己紹介によれば木久蔵ラーメンの販売部長。しっかり営業トークから始まりました。
演目の内容は…ネタばれになるから書きません。

メインの春風亭小朝の牡丹灯籠、これは怪談話だったんですが、お札を剥がして幽霊が入っていった!というところで終了。そのまま仲入りになってしまったので、「後半に続く」ってことなのか???と思いきや、続きはなし。
後から調べて知ったのですが、実は牡丹灯籠という話、メチャクチャ長く、今回はその半分くらいのところで終わっちゃったみたいです。機会があったら全部聞いてみたいもんですが、どうもフルでやるとこれだけで1時間半くらいかかるみたいです。

で、仲入り後にあったのが太神楽
太神楽と言われても分からないかもしれませんが(というより私も今回初めて太神楽という名前だと知ったのですが)、海老一染之助・染太郎の「おめでとうございまーす!いつもより多めに回っておりまーす!」のこと、と言えば分かる方も多いはず。傘の上で升やらリングやらボールやら回していました。
見応えがあったのは、頭の上に棒を乗せてバランスを取る芸。棒の先にだるまを乗せてみたり、棒を継ぎ足して6mくらいまで伸ばしてバランスをとったり。
棒を4本継ぎ足して頭の上でバランスを取るときは、舞台の上では天井に届いてしまうので観客席に下りてきて実演。途中でぐねぐね動いてしまっているのに何で倒れないのか不思議なレベルでした。

他にもいわゆるボールを使った芸や、バチ(大道芸ならバトンかな)を使った芸なども。
大道芸って日本でも昔からあったんだなあと再確認してきました。

噺家が突然三味線弾きだしたり、太神楽が出てきたり、落語って噺だけじゃあないんですねえ。

コメント

江戸落語はどうも苦手。やっぱり上方落語と思っています。
亡くなった枝雀の「代書屋」や仁鶴の「初天神」など好きです。
一度聴かれますかぁ?

2009/09/16 KYOはちみつ屋番頭

僕が寿限無をはじめると30分くらいかかりました。。。たしか。
おや、およびでない?

2009/09/16 たま

>>番頭さん
落語自体まだ2回しか聞いたことがなくて(笑点とか飛行機の中とかはありますが…)、江戸落語しか知らないです。今度は京都へ上方落語を聞きに行かなければなりませんかねえ。

>>たまさん
11月に独演会ね。詳細は今週中に連絡するから(笑)

2009/09/17 妖

どちらでお聞きになったのですか?

 私の友人も落語好きでいつも I-pod
に落語を入れて聞いている人がいます。

 一度体験してみたいですねぇ 

2009/09/17 ひろっち

>>ひろっちさん
銀座ブロッサムです。ちなみに前回もそこでした。
でも、落語って蕎麦屋だとか公民館だとか、探すといろんなところでやっているようですね。

2009/09/17 妖

元落語家の仮弟子ですw
新宿の末広亭は土曜の夜席終了後に深夜寄席をやっていて、
格安で若手の二つ目さんらの噺がきけますよ。
高校の時は月に二十日も寄席で過ごしていたので、
安いところは常に要チェックでしたw

2009/09/17 うにこ

>>うにこ殿
いや、月に20日ってそれじゃフルタイムの勤務状態w
まさか寄席で過ごしていたというのは、高校生にして話す側だったとか…。

2009/09/17 妖


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