しかし、最初なのにあまりにもディープすぎる。まず、店の場所がよく分からない。
その辺を歩いていた銭湯帰りの方に場所を聞いて何とか到着。
夜だったということもあるが、もう一度行けと言われてもあんまり行ける自信がない。
店はおっちゃん一人でやってる。小汚い。別にそのくらいならまあいい。椅子が壊れている（それなのに置いてある）。そっちは壊れているから、と出された椅子は、座れる、というだけであきらかに板が折れていて座り心地とかそういう問題じゃない。モツ煮っぽいものを頼んだら、全く味のないのが出てきた。テーブルにある塩とか醤油とか、一緒に出てきたカラシとか、とにかく「手塩にかけて」自分好みの味にしろ、ということらしい。
通好みだねえ。
…なんか違う気もするけど。
まあ、それでもホッピー飲んだりちょろっと謎のつまみ頼んだりして、さらっと出て次へ。
ちなみに写真撮るとかそういうことできる雰囲気じゃなかったので、何もありません。
その後さらに迷いつつ、有名店らしいところへ。
そしたらいっぱいで入れなかった。残念。
さらにその後済州島料理の店へ行ったら、そもそも店が開いてなかった。
そこからは彷徨う。というか、迷った。道が碁盤目状でも同心円状でもないため、しばらく歩くとどっちに向かっているのか分からなくなる。その辺歩いている人に「線路はどっちですか？」とか聞きつつ大通りに出たら、わけわからんところに出たし。
もう腹減ったということで、地元の食料品店みたいなところで日本風にアレンジされてない韓国料理屋がないか聞き、そこへ。
マッコリ頼んだら、甕で出てきた。
みんな腹減ってたので、けっこういい勢いでチヂミはなくなった。
ここで気になったのが「韓国風豚カツ」
頼んでみたら出てきたのはこれだった。
豚カツにデミグラスソース（マッシュルーム入り）がかかってます。
辛いのかと思ったら、甘かった。豚カツは普通に豚カツだった。「これを韓国風って言うの？」と話しつつ、とりあえず平らげる。
正直、豚カツは塩とかソースとかで食べるのに慣れているので、これはそこまでおいしいと思わなかったな。
後で調べてみると、韓国風豚カツというのは豚カツにこういうちょっと甘めのタレをどばどばかけて食べるものらしい。
しっかりご飯も食べたので、それほどひどく酔いはせずマッコリも全部消費。3人でだけど。
そんな済州島に行きそびれた夜の話。
しかし、韓国風って言うと何でも辛い気がするのに、何で豚カツだけは違うんだろ？
前日、おいらも韓国居酒屋いってマッコリ頼んだら同じように甕でしたよ！
カクテルでマッコリビールってあって友人が、「爆弾酒とかボイラーメーカーみたいのだろ」って頼んで出てきたのは甘ったるさの中に麦のほのかな苦味と炭酸がある不思議ドリンクでした…
みんなで回し飲むが、「酒強いから大丈夫！」を理由に八割近く残った状態で自分へ…
他にもマッコリとなんかで割ったカクテル類があって、(マッコリビール残ってるけど)自分もなんか頼もうとしたら回りからの悪ふざけと面白さから韓国焼酎＋マッコリというウルトラＣのものを頼んだり…
地味にそれはありだったけどね(度数相当あるが)
しかし、何故に甕かがわからんのです。
2009/06/16 tama