大分料理

2009/03/30

とあるイベントへ行った後、打ち上げに大分料理行きませんか?と誘われ行ってみた店。

大分料理、と言われても、正直関さばと関あじくらいしか思いつきませんでした。
でも、行ってみてびっくり。

まずメニューに意味不明なものが…。
知っている名前だと思って頼んでみたら予想外のものが…。

そんな話。

まずはこんなもので。
おでん?
おでんだったっけかな?違うメニュー名だったかもしれない。

そしておすすめということでお任せにして出してもらったさつま揚げ。
さつま揚げでイメージ検索しても、きっとみんな思いつく画像しか出てこないわけですよ。

しかし出てきたらこんなん。
さつま揚げ
普通に天ぷらか何かの盛り合わせかと思うレベル。これでも全種類ではなくて、バリエーションも豊富です。
西の関という大分のお酒を飲みながらさつま揚げをつつく。

少ししたところで来たのは関さば、関あじの刺身。
刺身
さすがにこれは知ってた。そしてうまい。

ここらでメニューにあるけど気になるシリーズから。
「りゅうきゅう」
大分郷土料理ですが、りゅうきゅうです。沖縄から伝わったのかは、謎です。
りゅうきゅう

基本的には刺身の漬けです。ただ、甘みも意外とあって、酒のつまみになります。卵も乗っているので、ぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べます。
居酒屋ですし酒のつまみとしてのメニューなんだろうなと思っていたら、女将さんから「ごはん食べます?」というありがたいお申し出が。
もちろんいただきます。
りゅうきゅうとご飯
すごく合います。これだけでごはん三杯いけます(笑)

そして「おから寿司」
最初はいったいどんなもんだろうと思っていたのですが、食べてみたらこれがおいしい。全体にちょっと味も付いていますので、醤油は付けずにいただきます。
寿司

けっこうボリュームのあるさつま揚げを食べ、りゅうきゅうでごはんを食べ、おから寿司も食べて、あとはデザート。
「やせうま」
とりあえずあんまりおいしそうじゃないです。「痩せた馬」しか連想できません。
デザートだよ、ということだけ解説され、まずは食べてみようと注文。
やせうま
初見の感想は「何コレ?」
小麦粉を練ったものに、きな粉と砂糖をまぶしたそうです。すごくコシがあるため、箸で切ろうとしてみたものの断念。一本うどんかコレ?(食べたことないけど)と思いながらもぐもぐ食べました。
デザートですが、けっこう食べ応えあります。

昔々、貴族の子供に対して食べさせたお菓子が始まりだそうです。子供が乳母である「やせ」に「うま(食べ物、の幼児語)」くれー、とおねだりしていたところから付いた名前だそうで。
Wikipediaにも同じようなことが書いてあります。
昔は砂糖なんて貴重品ですし、そもそも落人状態だった貴族でしょうからきな粉だけでしょうけどね。
おやつとしては素朴で良いかと思いますが、おやつにどら焼き食べる要領で、腹一杯になってから頼むデザートではないのでご注意を。

そんなこんなで初めて大分料理を体験した夜でした。
侮りがたし、大分(別に侮ってたわけじゃないけど)。

コメント

九州人なのに大分料理ってほとんどお目にかかった事ないっす
このブログで目から鱗状態ですw
でもどれも美味しそうだな~

2009/03/30 わこ

>>わこさん
そーいや自分の出身地周辺の郷土料理って何だろう?
と思い調べてみたけど、
http://ja.wikipedia.org/wik...
とりあえず自分の地元は聞き覚えがあるものが多かったです。

しかし全国各地にいろいろあるもんですな。名前を見てもなんだか良く分からないものまで。

2009/03/30 妖

今は亡き母親方の祖父が大分の佐伯出身だったんですが
大分には一度たりともいったことが無い…(*'-')

訪れる機会はなかなか無いので
とりあえず郷土料理くらいは食べてみたいですっっっ

2009/03/30 Etsumi

>>Etsumiさん
郷土料理、郷土に戻ると意外と無かったりw
では、今度新宿の大分にご一緒しましょう。

2009/03/30 妖

明日から行く番頭を挑発しますね(^^)
京都人にはまったく分からない世界のようです。
探検したいとおもいますです。

2009/03/30 KYOはちみつ屋番頭

>>番頭さん
伊勢丹は歓楽街が近いですからねえ。探検しがいがあると思いますよ。
むしろ、多すぎるので遭難にご注意を…。

2009/03/30 妖


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