鯨波　花見酒　滓たっぷり

2008/06/15

メニューを見ていたら偶然見つけたにごり酒。
注文してみたら「一合で良いですか？」と言われ「はい」と答える。

でも、ちょっとしたら別の店員さんが来て、「一本丸ごと注文の方がお得ですよ」とのこと。
そんなにいっぱい（四合瓶ですが）飲めるかな～と思いつつ、「んじゃー一本で。」と注文してしまうあたりが酒飲み。
しっかりワインクーラーに氷水を入れて、瓶ごと冷やした状態で持ってきてくれました。

「にごり酒かー。へー。」と思って試しに注文してみただけなのですが、これが大当たり。人によっては甘すぎるというかもしれませんが、甘酒に近いくらいの感覚。滓たっぷりと書いてある通り、ちょっと噛めるんじゃないかってくらいたっぷり入っています。でも、決して甘ったるくはなく、香りもほんのり優しい。味も強すぎず弱すぎずちょうど良い。
そんなわけで、3人だったのですが全部飲んじゃいました。

ぶっちゃけ自分一人でかなり飲んだ気がしますが、そこまで酔っぱらいもせず（食べ物もしっかり食べてましたし）、実際次の日も特に残りませんでした。

しかし、改めてこの酒のことを調べてみようと思ったものの、ほとんど情報ありません。
酒蔵は岐阜県の恵那醸造（株）というところ。普段からあるラインナップは純米吟醸、純米、本醸造だけというとてもシンプルなもののようです。
「花見酒」ってなっているくらいですし、きっと季節限定出荷だったのでしょう。

日本酒の酒蔵がどんどんなくなってしまっている中、こういうおいしいのを作ってくれるところはちゃんと残って欲しいなあ。

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