2008/02/23
見てきましたよ。
SGUY AND THE FAMILY STONE -THE MOVIE-
あ、ネタバレは書かないのでご安心を。
普通の方は聞いても何だソレ?っていうことになると思いますが、ものすごく乱暴に説明するとネット上で流行した動画の映画版です。
島根に住むクリエーター、「蛙男」氏が(半ばノリとヤケクソで?)作った物語。
以前は全てネット上で公開されていたのですが、DVD化に伴い一部しか見られなくなっちゃいました。まあ、大人の事情ってやつですね。
一部が見られるサイトはこちら。
さて、中身はと言えばなんというかいろんな方面から苦情が来る一線をちょっとずつはみ出ているような気もするのですが、何と映画化されちゃいました。
ネット上で動画を公開して、流行して、DVDになって、しまいには映画化。何とも無茶な話です。もし最初の公開から全てが仕組まれていたとしたら、それだけ壮大な「演出」なら大歓迎です。
で、映画。公式サイトはココ。
あらすじとかその他の説明はサイトに譲るとします。
映画自体は短編集のような感じ。ちょっととっ散らかりすぎな気もしましたが、もともと枠に収まるようなものでもないんでいいでしょう。一部昔公開されたもののオマージュもありましたが、上のサンプルのノリが楽しめる人なら、以前の作品を見ていなくても楽しめるはず。
で、こんなマニアックな映画を見てきました。平日のレイトショーで。
映画館に行くと、注意書きが。
「CM等なく上映時間から本編が始まりますので、時間までにご着席下さい」
CMすらねえ(笑)
そして上映時間に着席していた人数。
6名。(自分含む)
まあ、そんなもんかな…。上映開始日ならもうちょっといたのかな。
映画の内容はまだまだ上映が始まったばかりなので書きませんが、見終わってみれば初期のシリーズと似たような展開だったのかなと思います。
何よりこの映画、音楽をとっても気に入りました。音楽を提供したのは、
副島さんとピンカラ殺生s SOEJIMA & "PIMCARA" SESSIOWS
「そえじまさんとピンカラせっしょうず」らしいです。なんだソレ。
ちゃんとウェブサイトまである。映画のテーマ曲のダウンロード販売までされてる。
映画の公式サイトに音楽について書かれていますが、これは元ネタがあります。モチーフになったのは
SOIL & "PIMP" SESSIONS
私はこのバンドを知らなかったのですが、"Death JAZZ"と自称する「爆音ジャズ」という新しいジャンルだとか。早速CD買ってきてみましたが、なかなか楽しいです。
最近中村健佐とか、Bronze Sambe(の、マネージャー)とか、今回のSOIL & "PIMP" SESSIONSとか、何かJAZZに触れる機会が多い気がします。
まあ、全然詳しくないけど音楽全般聞くのは好きだから大歓迎ですけどね。これからもこんな感じでマニアックにネタを拾っていこうと思います。
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