みなとみらい原産、厚木で醸造なビール

2010/03/07

みなとみらいで養蜂しているらしいです。
採れた蜂蜜を、厚木でビールにしたらしいです。
横浜駅の近くで、樽生で飲めるらしいです。

そんな情報をいただいたので、試しに飲みに行ってみました。

みなとみらいで養蜂を始めちゃったのは、HAMA Boom Boom!プロジェクトなる人たち。北仲BRICK(何と1926年築)という建物の屋上に養蜂箱を置いて、周辺の公園や緑地から蜜を集めてしまったみたいです。

で、それを芸術麦酒製造構想というところがアイデアを出して(?)実際に厚木ビールが醸造してしまいました。

瓶は通販でも購入できるようですが、せっかくのビールならできれば生で飲みたい!

HACHY
で、飲んでみたわけです。

確かに蜂蜜の香りと味がします。ただ、あくまでビールですのでそこまで甘ったるいわけではありません。けっこうコクも出ていて、エールとまではいきませんがのんびり楽しめる味でした。
実は最初に製造したものはとても甘くなってしまったそうで、そこからホップを増やして今くらいの味になったそうです。
日本のいわゆるドライビールが苦手な私にはぴったりな味でした。普段ベルギービールやエールなど味の濃いものを楽しむような方には、きっと気に入ってもらえるんじゃないでしょうか。

ちなみにおつまみで頼んだジャムセット。
ジャム
左上:塩バニラ
右上:抹茶
左下:ラムレーズン
右下:チャイ
クラッカーにジャムを乗せてビールに合うのか?とかちょっと心配だったのですが、甘さ控えめだったし、それぞれ特徴のある味だったのでハッチーに限らずいろんなビールと楽しめました。
実は他にもムール貝やらピザやら頼んでいたのですが、途中から飲み食いしゃべりに夢中で写真はなし。
他にもBarbãr winter Bok(バルバール ヴィンテルボック)なんて冬季限定のビールも飲んできました。これは詳細なレシピが秘密の蜂蜜フレーバービール。Barbãrってのはバーバリアンのことみたい。


実はこの日は飯田橋(コーヒー)→横浜(ビール)→銀座(ウイスキー)と行ったり来たりのスケジュールだったのですが、一緒に飲んだ人はそんなの足下にも及ばない、すさまじいスケジュールでした…。世の中すごい人がいっぱいです。

コメント

最近、銀座で養蜂しているって記事を読んだりもしましたが、実際、都会にもミツバチが蜜を集められる花はあるって事ですよねぇ

2010/03/07 gon

>>gonさん
銀座の場合、皇居がある他、日比谷公園、浜離宮、芝公園、芝離宮あたりでも花はありますからねえ。あと、意外と街路樹からも採れるみたいです(味は…?)。

ミツバチって半径4kmくらいの範囲で活動するらしく、意外と広いんですよね。

2010/03/07 妖

昨日はお疲れ様でした。
番頭は結局電話参加になってしまい申し訳なかったとお詫び申しあげます。

美味しく楽しまれたようで、何より何よりです。

さて、ビルの屋上に養蜂箱を設けてミツバチを飼い蜂蜜を採る活動に一言苦言を。

パリのオペラ座の階屋での活動に倣って数年前から始められているようですが、
はっきり言ってミツバチにとっては過酷な労働条件であり極めて人間のエゴイズムなスタンドプレイであることを敢えてこの場をお借りして申しあげたいと思っています。

ミツバチの行動半径は半径約4~5キロですから少ない緑環境から蜜を採ってくることは案外そんなにも難しくないかも知れません。

しかし、花蜜を吸って腹一杯にして帰ってくる時に数メートル、否数十メートル上の高さにある巣箱に戻るためにはどんな一生懸命羽ばたいて戻らねばならないか、とても負担がかかることでしょう。

このような活動をされている方々、また賞賛を送られている方々は、親身にこのようなミツバチたちの過酷な環境を理解されておられるのでしょうか?

番頭に云わせると「ミツバチいじめ」としか云いようがありませんね。

人間は勝手なモノで「都会の真ん中でも自然があって蜜が採れるンだぁ。どんなに美味しかろう」なんて感動されると思います。
極めて商業的なプレゼンテーションですね!

ミツバチたちの苦労も顧みず一滴も無駄のないように味わっていただきたい!
そんな意味合いをも味の内にしていただきたいと思っています。

自然を愛すということ、ミツバチへの感謝を再度考えていただきたいと思った次第です。

場をわきまえず失礼いたしました。
この後、コメント入れにくくしてしまいましたね。
ゴメンナサイ m(_'_)m

明日番頭の日記で改めて!!

2010/03/07 KYOはちみつ屋番頭

>>番頭さん
パリのオペラ座が元ネタだったとは知りませんでした。自分の家に置けなかったから職場に置いたらうまくいっちゃった…なんとものどかな。

ミツバチいじめ、エレベーターを使うわけにいかないミツバチにとっては、おっしゃる通りかもしれません。公園の中の一角をミツバチ用エリアにするとか、考えるべき改善点はありそうです。私からすると、高さよりも屋上の環境が基本的に過酷だということのほうが気になりますが。
しかし、この論点、突き詰めるとそもそも養蜂自体が人工的な巣箱と蜂が疲れないための環境整備は効率的搾取のための工夫じゃないのか?という話になってしまいそうな気がします。過酷な環境と言えば、過労になるほどのアメリカ方式とか。

採蜜を目的とするか、蜜が採れることをアピールするのを目的とするか、あるいは何でもいいからそれっぽい活動が行われることを目的とするかによって手段は変わるでしょうが、残念ながら、銀座や横浜のプロジェクトwebサイトではそこまで深い内容のことは言及されていないようです。ド素人が突然養蜂を始めてどうにかなったわけでもないでしょうし、そこにはプロの養蜂家のアドバイザーがかなり絡んでいるはず。そちらのルートから啓蒙することはできないんでしょうかねぇ。

2010/03/08 妖

スケジュールと言えば花見を6件はしごしたことならある。

2010/03/10 JJ

スケジュールといえば・・・いや、恐れ多いので言わないでおきます。

2010/03/10 さかい

>>JJさん
まいった。俺なら2つ目か3つ目くらいで野宿決定。

>>さかいさん
君の場合、スケジュールはそんなにひどいことになってないと思ってた。
終わってみると誰よりもひどいだけで…。

2010/03/10 妖


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