Élixir Végétal de la Grande-Chartreuse

2007/12/02

シャルトリューズ(Chartreuse)は私の好きなリキュールなんですが、いろんなバージョンがあります。
で、今回その中の一つ、エリクシル・ヴェジュタル(Élixir Végétal)が酒屋の棚に一個だけ置いてあったのを発見。
即買ってきてしまいました。

シャルトリューズ公式サイトからちょっとシャルトリューズの説明を要約すると、

”1737年、何年にも渡る研究の結果、エリクシル・ヴェジュタルが「長寿の霊薬」のレシピから作られた。その後、1764年にグリーン(現在のシャルトリューズ・ヴェールのこと)が製造された。”

で、今回買ったのが、ここで1737年に作られたというエリクシル・ヴェジュタル。

”1605年にもたらされたレシピを元に、シャルトリューズ修道院の僧侶によって1737年から作られた。”

実物はこれ。
エリクシル・ヴェジュタル
木のケースに入っているのは、日光やその他の環境変化から守るため。

じゃあ、飲んでみましょうか。
まずはこの木のケースを開けなくては。
開かない…
開きません。ふたらしき部分が回りませんよ?

これはもしかして、V.E.P.の蓋が封蝋だったように、開かないようになっているのか?ならばナイフで。
歯が立たない…
切れません。ここ最近刃を研いでないせいかな。

だんだんやけくそ。
むきー!

錐だってあるんだぜ!
このっこのっ!

ナイフがダメなら…
ギコギコ…

十徳ナイフじゃダメか?ならば
工具登場
ペンチとかニッパーとか。

ダメっぽいので、胴体からまっぷたつに。
ふはははは



開きました。
開いた。

お気づきとは思いますが、これは胴体のシールのところが切れ目になっています。ですので、シールをはがすか、シールをナイフでぐるっと一周して切ってください。

そしてこれがケースの中身。瓶と、説明書、それとここには写っていませんが、スペーサーらしきもの(後に内蓋らしいと分かった)が入っていました。
中身
ちなみに説明書はフランス語だけだったので読めません…。

これがエリクシル・ヴェジュタル。木のボトルはあくまでケースで、これが本体です。(公式サイトにはこの瓶の写真も載っています。)
中の瓶

一通りネタもやったところで、飲んでみましょう。
ショットグラスに

薬っぽいです…。悪い意味じゃなくて、薬草って意味で。そして、アルコール71%もあるくせに、あまり気になりません。
確かに普通のシャルトリューズ・ヴェールの原型と言われればそんな感じがします。
飲み方に「角砂糖にたらして、それを食べる」っていうのがある理由がなんとなく分かります。微妙に苦いような感じもしますもん、コレ。
私はストレートでもいけますが、普通の人では無理かも…。

角砂糖…うーん…



ってことで、混ぜてみました。
さっきのライチリキュールと。

けっこううまい!
ライチのライチ過ぎる香りと、シャルトリューズの薬草の香りがちょうど良く中和されてます。
ショットグラスに作って、氷を一個入れると良い感じ。

でもこれ、薄めてるのにたぶん度数40%くらいあるな。効いてきた…。

コメント

質問でつ。

↑この写真ってどおやって撮ったんですか?

両手使っていますよね。それが気になる。
ばかものより

2007/12/03 ばかもの

3本目の腕を使っただけですよ。

普通の人は三脚って呼ぶアレです。
ミニ三脚なので、顔のすぐ前にカメラがあります。で、セルフタイマーモードにして、まずはシャッターを切る。そして、瓶に手を添えて待てば良い。
そんなからくりです。

はたから見てたら何とも間抜けな光景でしょうなあ。

っていうか、別にmixiと名前変えなくてもw

2007/12/03 妖


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