ごろ寝試飲会

2009/11/08

「ごろ寝」という酒があるわけじゃなくて、ごろ寝もできる場所。酒は例によってミード。もちろんいつものミール・ミィから調達。
今回は大きな和室が借りられたので、ちゃぶ台を置いて大きなホームパーティーにしました。

テーマは「飲み比べ」で、目玉は「スパークリング全種類」。
とりあえず酔っぱらってきました。

とはいえ、ちょっとくらいなら飲み過ぎてもそのままころんと横になれるのが和室のいいところ。畳に横になる機会なんて最近少ない気もするから、横になった者勝ちかも…。

冷蔵庫の中で、瓶もスタンバイ。
冷蔵庫
なかなか壮観。

ホームパーティーなら持ち寄りだよねってことで、今回はこんな感じ。
様子

飲み比べの目玉として今回用意したハイドランのスパークリング6種類。
栓を抜いてから冷蔵庫でしばらくもつミードとはいえ、スパークリングは別。どうしたって気が抜けてしまいますから、何種類ものスパークリングを試飲できる機会なんてそうそうないはず。

カリフォルニア・オレンジ
Heidrun Sparkling MEAD 'California Orange'
カリフォルニアオレンジ
これは鉄板。やっぱりうまい。さわやかなオレンジの香りとほのかな甘み、そしてオレンジピールの苦みで、オールマイティーに飲めます。

カリフォルニア・アボカド
Heidrun Sparkling MEAD 'California Abocado Blossom'
カリフォルニア・アボカド
アボカドの実からは何となく濃厚な味が想像されるが、意外なことにハードな辛口。まさに辛口シャンパンといった感じ。

カリフォルニア・ユーカリ
Heidrun Sparkling MEAD 'California Eucalyptus Blossom'
カリフォルニア・ユーカリ
香りはほんのりと蜂蜜。でも、飲んでみると味はむしろ苦いくらい。香りと味のギャップがおもしろい。

カリフォルニア・セージ
Heidrun Sparkling MEAD 'California Sage Blossom'
カリフォルニア・セージ
ハーブとして使われているだけあって、飲み口はちょっと辛い。でも、そのすぐ後にオレンジにも似た甘さがほんのり出てきます。一口で二度味わえる、不思議な一品。

ネバダ・アルファルファ。
Heidrun Sparkling MEAD 'Nevada Alfalfa'
ネバダ・アルファルファ
アルファルファって何?という話になったのですが、和名はムラサキウマゴヤシらしいです。要するに牧草の一種ですが、たまにサラダになっていることもあります。
味は…あれ?どんなんだっけ。この辺から酔っぱらってて味の記憶が怪しくなってきた…。

ナパバレー・ワイルドフラワー
Heidrun Sparkling MEAD 'Napa Valley Wildflower'
ナパバレー・ワイルドフラワー
上までのは何か特定の花でしたが、これはワインで有名なナパバレーのいろんな花(百花蜜)を原料としたもの。
これも味忘れた…。


そして、スティルタイプも飲み比べということで、まずはムンロ3種類。
ドライミード
Munro's Meadery 'Dry Mead'
ムンロ ドライ
蜂蜜の味はするものの、かなり辛口。料理と合わせるなら辛口白ワインとして使って問題ない味。

ミード
Munro's Meadery 'Mead'
ムンロ ミード
ムンロの場合、ドライ→ミディアム→スイートでなく、ドライミード→ミード→スイートミードという分け方になっています。だから、これが真ん中の味。
明らかに蜂蜜と分かる味がするので、単独で楽しむか、もしくは少し味の濃い料理と合いそうです。

スイート
Munro's Meadery 'Sweet Mead'
ムンロ スイート
蜂蜜の香りと甘さは文句なくデザートワイン級。そのまま単独で蜂蜜の香り、しつこくなるちょっと手前に調整してある甘さを楽しむのがお勧めです。
さんざん人に勧めておきながら、実は次回入荷未定で今は買えない(笑)


辛口、中口(?)、甘口と楽しみ、ここからはインターミエルのいろんな甘口。
ブーケットプリンタニア(ブーケ・プランタニエ?)
Intermiel Bouquet Printanier
ブーケプランタニア
「春の花束」という意味らしいのですが、インターミエル社の果樹園に咲くリンゴの花の蜂蜜がベース。これは甘口というよりはミディアムドライで、けっこうすっきりしています。

ロゼ
Intermiel Rosée
ロゼ
ラベルがちょっと違うバージョンですが、諸処の事情により秘密ミール・ミィにて販売開始のためぼかし解除。バラの香りがするミードで、女性陣に特に人気が高かった一品。カンパリのように、飲んでいるうちにクセになりそうという意見も。
ミードにバラの花を漬け込み、クランベリージュースで色付けして発酵させてこの色と香りを作り出しているそうです。バラの上品な香りが、甘いおつまみとも合います。

ブノワ
Intermiel Benoîte
ブノワ
ワイルドフラワーの蜜から作った、とても甘いミード。でも、いろいろな味がするせいか、そこまでただ甘いというわけではありません。ちょっとクセのある味で、好き嫌いは分かれるかも。
ちなみに「ワイルドフラワー」をどう日本語にするかという話題になり、「雑草」と思いっきり答えた私は多分翻訳のセンスに問題有り…


「飲み比べ」というテーマですし、ミードの説明をするときに「甘口の白ワインに近いです」と言っている私。じゃあ実際のところ本当に白ワインなのか?ということで、白ワインの中でも特に甘い、アイスワイン持ってきました。
マンズワイン ソラリス 信濃リースリング クリオ・エクストラクション
ソラリス
これももし単独で飲めばかなり甘い部類ですが、ミードと同時に飲み比べてみるとしっかり葡萄の味がします。甘いワインと思って飲むからただ甘いわけで、ちゃんと飲めば「極甘口」のワインだってやっぱり葡萄でした。
そして、甘口ミードは半端なく甘いということも再認識。
あ、ちなみにこのワイン、普通に美味しいですよ。甘口のワインが好きな人にはお勧めです。

そして、これはおまけのもう一本。
ベアレンメット
Bären Met
ベアレンメット
酒瓶抱えて寝ている熊さんがかわいいラベルのミード。ボトルのふたも蜂の巣型というこだわりよう。
甘さは今回用意したミードの中でも、誰もが文句なく1位と認めるレベル。度数はしっかり15%あるはずなのに、それを感じさせない危険なレベルでした。
最後の方は、これを水で割って飲んでいる集団も発生していましたが、その見た目のかわいさと味から人気は高かったようです。
ちなみにこれと似たようなもので、Bärenjäger(ベーレンイェーガー)という蜂蜜のリキュールもあります。検索してみたらこちらのブログで詳しく書いてありました。ベーレンイェーガーと同じ会社がベアレンメットも作っているのかと思ったら、別物みたい。

他にももう一本、参加者の方が持ってきてくれたロゼのオーガニックワインがあったのですが、写真取り忘れてしまったので詳細を調べられず…。


幹事ということで飲み過ぎないよう気をつけていたのですが、帰りは意外にきた…。ミードはなぜか翌日に残らないのはいいんですが、当日に意外と効きます。


なお、こんなミードの試飲会、今回は事情によりオープンな募集はしませんでしたが、12月12日(土)は新宿でイタリアンレストランを借り切って開催します。そちらはmixiで募集していますので、どなたでも参加できます。
まだ席は空いていますので、ぜひお越しください。

ミード(蜂蜜酒)を飲もう!コミュニティ内のイベントとして詳細が載せてあります。
【12/12】第3回東京ミード試飲会

mixiが使えない方は、直接私に連絡していただいても対応いたします。
皆様の参加をお待ちしております。

12/6 期日接近のため取消線を入れました。

コメント

初めてミードを飲みました。
おかげさまで、いろんなミードを飲み比べることができて、楽しかったです♪
個人的には、ROSEの香りがするミード、熊さんミードがお気に入り♪

2009/11/09 FUKU

>>FUKUさん
赤いやつですね。バラと蜂蜜の香り、そしてあの色ですから、クリスマスにはぴったりでしょう。瓶の裏の説明によると、チョコレートやマジパンなどの甘いものがツマミに合うそうです。
※マジパン:砂糖とアーモンドを挽いて練りあわせたお菓子らしい…

ちなみに熊さんミードは水割り試しましたか?

2009/11/09 妖

基本的に日本酒と芋焼酎しか普段飲まないんですが、ミード物凄く興味あります
来年の3月位までちょっと忙しいんで、それ以降スケジュールが合いそうだったら是非参加してみたいです!

2009/11/09 なめろう師匠

>>お師匠様
醸造酒と蒸留酒を普段から飲んでいるんだから、何でも大丈夫さ!

来年四月以降のスケジュールなんて、もちろん未定!チャンスはつかめるときにつかむのじゃ。

2009/11/09 妖

行けなかったのが悔しいです...

わざわざ汲みに行った水っていうのも
興味あったのに〜〜〜〜

こういう試飲会っていいですね
酔っぱらったらゴロ寝できるし(笑)

2009/11/11 nanami

>>nanamiさん
ちなみにゴロ寝は2名出ました。
また、熊さんミードのポーズ再現者が3名出ました(笑)
私はぱたぱたしていて、畳に大の字をやるの忘れてました…

2009/11/11 妖


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