えいひれでいっぱい

2009/07/18

ひょんなことからワインバーに誘っていただきまして、行ってきました。
しかし、一皿の量がすごく多い。付け合わせが普通に頼むメニューの一品サイズと不思議な店でした。

さてさて、ワインバーですから、まずは泡から。お勧めということで出してもらったのがG.H.MUMM Cordon Rouge Brut(GHマム・コルドン・ルージュ)
G.H.Mumm
これ、2000年からF1のシャンパンファイト(シャンパンかけ合うアレ)で使われているものだそうです(ちなみにその前はMoët & Chandonだった)。
ちょっと酸味が強いかな?と思いましたが、さっぱりした感じで、突き出し代わりに頼んだキャベツのクミン風味をつまみながら飲んでいるにはちょうど良かったです。

さて、シャンパンをちょこちょこ飲みながら待っていると、最初に出てきたのは
えいひれのポワレ。
えいひれと言われると、日本酒のつまみにする炙り焼きの甘いやつを想像しますが…
えいひれのポワレ
どかーんとひれが出てきました。
身がけっこうあるので、それをスプーンでこそげ落とすようにして食べます。香辛料がいい具合に効いていて、おいしかったです。ご飯のおかずにもなりそう(笑)

しかし、驚いたのがこのえいひれに「付け合わせ」として出てきたもの。
付け合わせ
普通にグラタン一個。「付け合わせです」という説明とともに持ってきてくれなければ、注文してないのに間違えて持ってきたと思うよ…。

次に出てきたのがコレ。
ハチノスのパン粉焼き
豚カツでも出てきたかという感じな、ハチノスのパン粉焼き。でかいよ!
ハチノスと言えば、いわゆる煮込みしか食べたことありません。パン粉焼きにしたらどうなるんだろ?と思って注文したらこんなん来るとは…。
でも、揚げ物ではないので油っぽくもなく、ついついちょこちょこつまんでしまう感じでした。

ハチノスを半分くらい食べたところで、シャンパンもなくなったので次は赤。
赤ワイン
Jean Gardiés Les Milleres 2006 Rouge AOC Côtes du Roussillon( レ・ミレール)
最初は少々渋みが気になったのですが、少し時間が経つと落ち着いてまろやかになりました。

ハチノスをつまみに赤ワインを飲みつつ、最後に出てきたのがリ・ダニョーのソテー豆添え。
リ・ダニョー
リ・ダニョーってのはris d'agneauと書いて、仔羊の胸腺だそうです。リー・ド・ヴォー(ris de veau)という仔牛の胸腺なら聞いたことがありますが、仔羊もあるそうで。

味はけっこう濃厚。豆添えだったんですが、ちらっと見えている通りご飯も普通にあって、意図せず〆の飯が来ました。しかもこれ、チーズが絡めてあって濃厚。
大変美味しかったのですが、ぶっちゃけ最後はもうおなか一杯でちょっと辛かった…。

そんなこんなで飲み食いしつついろいろお話していたら、19時に入ったはずがあっという間に23時半。終電がー!という感じで解散したのでした。

久々にたらふく食べた夜でした。

コメント

カスベだ!えいひれを北海道ではこう言って食すとか。
居酒屋で唐揚げや焼きものであると必ず注文します。
軟骨もよほどかたいとこ以外は丸かじりします。
洋食にしているのは初めて見ましたが、あいそうですね。
こそげるということは、サイズがかなり大きいのかしら。
そのグラタン・・・恐ろしやwww

2009/07/18 うにこ

>>うにこ殿
カスベってガンギエイのことなんですね。ガンギエイと言われるとホンオフェを先に思い出してしまいますが…
http://yo.drunk.jp/blog/ite...

写っている皿のサイズは、だいたい直径25cmくらいだったと思います。3人で十分食べる量がありましたよ。

2009/07/19 妖

あのレス見た時からオフレポ待ってました☆
ハチノスは好物ですが焼き物って初めて見ました。
巨大なハチノスのパン粉焼きにクラクラですw
このお店行けて羨ましい(・∀・)♪

2009/07/20 Sereno

>>Serenoさん
ハチノスってこんなに大きいんだ…という衝撃を受けました。最初出てきたときは本気で「何コレ?」と思いましたからねえ。
待てば予約が取れるわけでもないのが難しいところ。もっと気楽に行ける店だったら良かったのになあと思います。

2009/07/20 妖


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