ハネムーン

2009/05/15

Honeymoon
蜜月とも言います。

さて、そんなハネムーンと関係ある、というか語源の蜂蜜酒、ミードネタ。

答えから先に書いてしまうと、ハネムーンとは元々結婚後の一ヶ月間、蜂蜜酒を飲み続ける(飲んだくれるのではなく、霊薬として)というところから来たというのが定説のようです。
ちなみに新婚旅行の意味になったのはずいぶん最近の話のようで、本来旅行の意味はありません。
詳しくは以下参照。
Origin of the Honeymoon Tradition
The Origins of the Honeymoon Ritual

さて。そんな蜂蜜酒、ミードを由来に反して飲んだくれる会に行ってきました。行ってきたというか、幹事したの私ですが(笑)
ワインの持ち込みができる店を予約し、おつまみなんかはおしゃれに軽く頼みます(今考えると、これが軽すぎたのが失敗だった…)
おつまみ

このとき飲んだのは、スパークリングと普通のタイプ。
スパークリングと普通のタイプ
結局参加者は3人になってしまったため、2本に抑えました。
左がスパークリングで、Heidrunというもの。原料はもちろん蜂蜜ですが、シャンパンと同じ方法でスパークリングに仕立てています。何の蜂蜜を使ったかによって種類があり、今回はオレンジ。柑橘の香りと、蜂蜜の甘さがほどよく残って大変すっきりした甘みです。ミード提供者のイチオシだけあって鉄板。うまい。

右がSKY RIVERというスティルタイプ(要するに普通のタイプ)のミード。これはセミスウィートですが、バランスのとれた甘さで香りも良く、何にでも合うタイプです。

3人で盛り上がっていて、飲んでばかりの一時。あまり腹にもものを入れずにおりましたが…。

終わってゴキゲンな帰り道。
電車の中で「う…吐き気が…」

飲み過ぎました。途中駅で一度降りて、駅のベンチで一休みして落ち着いてから帰りましたとさ。
後で聞いてみたら、3人とも似たり寄ったりな状況だった模様。


さて、飲み過ぎ注意なミードですが、おもしろがって最近いろいろ飲んでみました。
これはMunroというところのミード。
Munro sweet
甘口タイプのスウィート。けっこうしっかり蜂蜜の香りがして、デザートワインとして、あるいは本当にこれ単品で楽しめる味です。

Munro mead
こちらは同じくムンロのものですが、中口(?)。スウィートに比べるとかなり甘さは抑えてあり、食事と一緒でも十分いけます。逆に、これ単品だとちょっと寂しいかな?

これはバーソロミューという、オーストラリア産のミード。ユーカリの蜂蜜が原料です。
Bartholomews dry
写真にあるのは辛口のドライ。ほとんどワインです。ワインですよ、って言って出されたら、多分だまされます。ちなみにバーソロミューのスウィートもあるのですが、そちらはちゃんと蜂蜜の甘さが残っており、甘めのお酒が飲める人なら絶対好むであろう感じ。
しかしこのバーソロミュー、経営者が変わったため今入手できるものは味が変わりました。だいぶすっきりしてワイン寄りになったのですが、個人的には前の方が好きだったかな…。


さてさてそんなミードですが、日本ではあまり手に入らないです。
ミードを楽しむ会に提供してくれたり、私が個人的に買っているのは京都のお店。イベント的に東京へ来たときに買ったり通販で買ったりしていたのですが、この前は店までちょっと遊びに行って、試飲しまくってきました。
ただ、試飲の時は試飲に夢中ですっかり写真を撮り忘れた。あれだけいろんな種類のミードの瓶が並んだのは貴重な体験だったのに、失敗しました…。

そのうち大きく試飲会でもしてみたいですね。

コメント

飲みすぎで記憶はなくさないように気をつけましょう

2009/05/19 JJ

>>JJさん
記憶をなくした記憶はございません…。多分やってないと思います…。

しかし、ミードは飲みやすいのが多いから危険。

2009/05/19 妖


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